出来心で夕飯の後に珈琲ゼリー食べたらびっくりするぐらい眠れなくなって7時間布団で悶え続けたさかなさんですどうもこんにちは!
カフェインすごいっすね。
もう2度とやりません。
さて、前回の記事では私の子ども時代がどんなだったかを書きました。

今回は、インナーチャイルドと和解するきっかけにもなった、
インナーチャイルドが悲鳴を上げた日のことを書きます。
一応身バレ防止?プライバシー保護?のため、登場人物のプロフィール的なところは一部フェイク入れたりぼかしたりしてます。
インナーチャイルドが悲鳴を上げた日のこと
自分と正反対な存在
ここ2、3年ほど、かなり距離が近くなった人がいました。
仕事の都合で頻繁にやり取りしたり会ったりするようになった人で、
スピ寄りな所もある人だったので、お互いの心に関するような深い話も日常的にする仲でした。
その人には、息子くんがいました。
この息子くんが、それはもう私と…というか私の子ども時代と、正反対な子どもでした。
わがままでやんちゃで、大人が困ることも平気でする。
無駄遣いもすごい。
そのくせ何かして欲しいことがあると、罪悪感や庇護欲を刺激して大人をコントロールしようとする。
そういう子ども。
一応言っておくと、私は当時から、現在でも、その子を「悪い子」だとは思っていません。
「子どもが苦手」の記事でも書いたように、私の生き方もその子の生き方も、ただの「生存戦略」であって、
そこに「良い」「悪い」という基準は存在しないと思っています。

ただ、私のインナーチャイルドにとっては、その子の存在は完全に地雷でした。
インナーチャイルドにとってさらに悪いことに、それだけ奔放に振る舞いながら、その子は周囲の大人にしっかりと愛されていました。
母親は彼を愛し、彼がそのままでいられるように、学校に馴染めない彼の居場所を自ら作ろうとしていました。
真面目なタイプの大人には露骨に嫌われることもあったようですが、
基本的にはいつも彼の周りには彼を理解し、応援してくれる大人がいました。
お金のことで言えば、小学校低学年ぐらいでスマホアプリに数万円溶かすぐらいの金遣いをしていたのに、
翌週にはさらっと親戚から10万円程のお小遣いをもらったりしていました。
ついでにくじ運もめちゃくちゃに良くて、
地域のイベントの抽選会か何かで数万円の旅行券を当てたりもしていました。
…ちなみに言うと、お察しかと思いますが、子ども時代の私はお年玉を全額貯金するようなタイプです。
その方が「大人が喜ぶから」
くじで何かを当てたという記憶も今に至るまで一切なく、
くじ運に関してだけは大人になった今でも普通にコンプレックスです(笑)
私が「愛される」ために必死にやってきたことを一つもやらずに、
私が「愛される」ために我慢してきたことを一つ残らずやって、
その上で、人にもお金にも運にも愛されている子ども。
それが、彼でした。
インナーチャイルドの悲鳴
この息子くんとの付き合いが1年、2年と続くにつれ―
ある時ついに私のインナーチャイルドが悲鳴を上げました。
あんなに頑張って、空気を読んで、大人の機嫌を取って、仮面をかぶって、
あんなにも必死になって勝ち取って、守ってきたものを。
「愛される」ということを。
あの子は何も我慢せず、好き放題しながら、いともたやすく手に入れている。
じゃあ私の努力は、30年以上もそうやって生きてきた私の人生は、なんだったの。
もちろん、頭では分かります。
彼は何も悪くないことも。
彼には彼なりの苦労や努力があることも。
でも、そういう理屈ではどうにもならないところで、私のインナーチャイルドは泣き叫んでいました。
守るための決断
私は、とにかくインナーチャイルドを守らなければいけない、と思いました。
その息子くんの母親に、慎重に言葉を選びながら、上記のことをざっくり説明し、
「息子くんは何も悪くないんだけど、とにかく今はインナーチャイルドを守りたいから、しばらく息子くんとは会わないようにしたい」
と伝えました。
内容が内容だけに、それを伝えるのはとても勇気のいることでしたし、非常に申し訳なくもあったんですが。
でも、普段からお互いの心に関する話もよくしていたその人は、快く、分かった、あなたのインナーチャイルドを守ってあげて、と言ってくれました。
私は、これで少なくとも、傷口をこれ以上抉られずに済む、とホッとしました。
翌日の電話と再度の悲鳴
それは、しばらく息子くんと会わないようにしたいと伝えた、その翌日のことでした。
その人から、電話が来ました。
内容は、以下のようなものでした。
「あなたが昨日話してくれたことで、うちの子はそういう、
真面目に生きてきた大人に『気付かせる』役目を持って生まれて来たんだ、って気付いたの!」
「そんな風に大人に嫌われる役目を持ってこの子は生まれて来たんだ、って思ったら、とても愛しくなって」
「それに、周りの大人がこの子を嫌うなら、私はこの子がどんなでもただ愛せばいいんだって思って。
それがすごく嬉しくて」
とても嬉しそうに、そんな話をして。
最後に
「あなたのお陰でこのことに気付けたの。本当にありがとね!」
そんな言葉で、その電話は終わりました。
……
……率直に言って、狂うかと思いました。
彼女の「気付き」自体を否定する気はありません。
理由はどうあれ「あなたの息子に会わないようにしたい」と伝えることに少なからぬ負い目もあったので、
彼女がそれを前向きに受け止めてくれたことに、ホッとした部分があったことも事実です。
でも、
その話は、この時の私にはあまりにも残酷でした。
私の側から見ると、この出来事はこういうことになります。
私がインナーチャイルドを守るために必死の思いで取った行動が、
息子くんがより愛されるための燃料に変換されてしまったんです。
「彼がそのままで愛されている」という現実から逃れるために下した決断が、
かえって彼を「そのままで愛される存在」にしてしまった。
そしてそれを、目の前でまざまざと見せつけられた。
これは、どういう皮肉なんだろう、と思いました。
私のインナーチャイルドは、いまだに開いたばかりの傷からだらだらと血を流し続けているのに。
それは全部無視されて。
あの電話の明るさで。
「ありがとね!」の一言で。
「あなたのお陰」で。
私のせいで。
ごめん。
インナーチャイルドがだらだらと血を流しながら、茫然と息子くんとその母親を見つめている姿がはっきりと見えた気がして
私はただ、ひたすらに謝ることしかできませんでした。
次回、和解。
この電話のやり取りを経て、私とインナーチャイルドは、途方に暮れてしまいました。
インナーチャイルドを守るために動いたら、それがより深い傷になって返ってきてしまった。
じゃあ次はどうすればいいのか。
どんな言葉をインナーチャイルドにかければいいのか。
私にはもう、分かりませんでした。
この八方塞がりの夜に、
思いもしなかった展開で、私はインナーチャイルドと和解することになります。
ここまで読んでいただいてありがとうございました!
また次回の記事でお会いしましょう!
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